ステージは生き物だ~Endless SHOCK 2019を終えて~

私のSHOCK人生において特別すぎる思い出となった2019年のSHOCK期間を終えて思ったことの記録です。

 

まず前段として私のSHOCK人生を簡単に纏めます。(ちな、全然簡単に纏まってない←)

  

 

Endless SHOCKとの出会い「KinKi担人生の始まり」

 

私が初めてEndless SHOCKを見たのは9年前、屋良くんのステージが見たかったからでした。

 

屋良くんは嵐とほぼ同期、みんな大好きクレムンやOne Loveの振りもつけてくれた、泣く子も黙るジャニーズ最強のダンサー。

ミーハーな母が当時は新聞に載っていた一般枠でチケットを取ってくれて(お願いだから一般枠は電話耐久レースからハガキ応募に戻してほしい)、高校生だった私を連れて行ってくれました。

クリアファイルください、と売り場のおじさんに言ったら、光一さんですか?と聞かれ、いや、屋良さんです。と答えたのをよく覚えておりますが…(笑)

 

ヤラが半端なかったのはもちろんのこと、コウイチ(当時31歳)の美しさと強さに触れた私と母はキンキのライブも見たいとキンキFCに入り、気付けば毎年末キンキコンに入るようになったのでした。私のKinKi担人生の始まりです。

(当時はまだジャパの客席inがあって、周りのSHOCK玄人光一担のお姉さま方が振り返るまま自分も通路を振り返ったらコウイチ歩いてきてびびった。意外とちいs…略)

 

この間高校生の頃書いていたブログを遡ったら初SHOCK後語彙力失っててワロタ。わかるよ。

 

 

余談ですが、今年の梅芸SHOCK私的初日の前日にはCIRCUSを観劇しました。

ヤラ、コシオカ、そしてテラニシ(私も例によってテラニシの亡霊)(もちろんタツミもすきなので、欲を言えばどっちも見たい)に思いを馳せつつ…

屋良くんのおかげで巡り会えた大好きな舞台観劇の前日に、屋良くんのバチバチにかっこいい舞台を観劇…実に贅沢な経験でした!

 

 

 

2012年のEndless SHOCK「大好きなリカとONE DAY」

 

次に見たのが2012年、この年は私の推しリカ、神田沙也加ちゃんの年で、ONE DAYが挿入された他いくつか大きく手が入った年だったと記憶しています。

いつも嵐一緒に入っていた友人を連れて行き、これ見ちゃったら他の舞台見られなくなっちゃうねという最高の感想をもらって満足して帰った。(笑)

 

 

上記の通りさーやリカ大好きだったから、今年SHOW BOYでさーやがShow must go on!を合言葉に客船の皆を仕切る歌うまオーナー務められているのを見て本当に本当に嬉しかった。

(SHOW BOYは明るいEndless SHOCKだと思ってる)(まじで再演してほしいし再演したら全ジャニオタは見に行ってほしい)

 

 

さらに余談ですが、この頃はMAの2人も出演されていた頃で。

 

帝劇SHOCK私的初日の翌日、まーちん(町田慎吾くん)の伊賀の花嫁によねさん(米花剛史くん)も出演されるということで見に行ったのですが、SHOCKと同時期に別の劇場の0番で立派に座長を務めたまーちんの姿や、2人が肩組んだりするところを見てもう…かつて同じ場所で活躍していた仲間が別の場所で再結集するって、ドラマですよね…

(しかも2人とも今年帝劇や梅芸のSHOCK見に来てくれていました。ジーンとしちゃう…)

 

 

 

2014・2017年のEndless SHOCK「本当はもっと早く出会えた現在の推したち」

 

私はてっきりユウタのSHOCKは見ていないと思っていたのだけど、このブログ書くために遡ったら2014年サークル後輩のジャニオタ連れて観劇しており、よくよく考えたら見ていた…大反省…

 

そして2017年は留学中で見られなかったので両親が代わりに(?)見に行ったようなのですが、この年がゲンタの初演。よって松松が揃ってコウイチに斬られるようになった最初の年。戻れるなら戻って見たい(泣)

 

 

またまた余談ですが、大阪遠征前半戦から帰ってきた日にドリボを観劇し、冒頭のフライング、(ドリボ世界の)ユウタがあまりにも光一さんの教育を受けた方のフライングをされていて、どうしても重なって見えてしまい(SHOCK世界の)ユウタのことは全然知らないくせに何故か酷く感動してしまいました…

(言わずもがなJUKE BOXのところでも爆泣きしてしまい、両隣の方に私SHOCK世界から参りましたので…と開演前に断っておけばよかったと後悔した←)

 

 

 

2018年のEndless SHOCK「エンタテイメントの力」

 

去年は初日に入っているのですが、昔関ジュ時代の中山優馬くんを少しだけかじったことがあり(だからたまアリのUME強引オン!とかDial Upとか周りのなにわ担に負けないくらい鬼はしゃいだ)(我ながら本当に節操がない)、そんな優馬がライバルってヤバ?!と昔の推しの晴れ舞台と思い1人で見に行きました。

沼落ちブログでも書きましたが、HiHi担の教祖に松松出てるやつですよね?と聞いて頂いたのに松松って誰だっけ状態。意味がわからない…)

 

 

これは完全に私個人の事情ですが、昨年年始頃割と死にたくなる出来事がいくつか重なってまじで死のうって感じだったんですけど(今は笑って話せますが割とガチで)、満身創痍な身体を引き摺って久しぶりに帝劇に行き。

 

幕が上がり、オープニングのCONTINUEで大階段から皆さんが降りてくる瞬間、何度見ても大好きなあの瞬間、ハッピーでエキサイティングなエネルギーが2階の私のところまで届いて、気づけば泣いてしまいました。

感動して泣くこととかよくあっても、このときは感動のそれとはまた少し別だったなーと思っており、ああ、エンタテイメントって人の心を救ってくれるんだなーと初めて思ったのが2018年でした。

 

 

 

そして、2019年のEndless SHOCK「ステージは生き物だ」

 

前置きが死ぬほど長くなりましたが……

不定期の観劇とはいえどんな年にもそれなりに思い入れのあるSHOCK初心者ではない私にとっても、今年のEndless SHOCKはあまりに特別だった話をします。

 

大好きな舞台なのにどうして毎年見ないのか?とか色々ツッコみどころあるかと思うのですが、私はJr.担になるまで同じ演目を何回も見ることの意味がよく理解できておらず。

SHOCKに関してはストーリーはわかっているからと思っており、友達を連れて行きたいから、等何かしら理由をつけて時々見に行くようなスタンスでした。

 

昨年の11月に発表された2019年SHOCK。なんと私はまだ当時トラジャ担ではなく。(嘘つけって感じですよねw)

どーしよ?申し込む???くらいのテンションでしたが、折角の如恵留くんの初SHOCK、そして光一さんも40になるということで、この節目のSHOCKを見なければという気持ちで応募することにしたのです。(当時の私、申し込むことに決めてくれて本当にありがとう…)

 

 帝劇の初日を迎える頃には私はすっかりトラジャ担になっており。

嵐担の人格としては1月27日を経て、今年「疲れた時は休めばいい」を正気で聞けるのだろうか…という気持ちで入ることに…

 

しかし、トラジャ担になって初めてのSHOCK観劇後は、カイトのRTWソロ、ゲンタの2幕の演技、ノエルの優雅なアクロバット等々、3人の見たことのない表情やパフォーマンス に只々驚き、上記の台詞にしょんぼりする暇などなく、これまで10年間の自分の視野の狭さを、それはそれは、猛烈に悔いることとなりましたw

 

コウイチが率いてきたカンパニーがこんなにも凄いこと、去年までの私はこれっぽっちもわかっていなかったと今になって気づくだなんて、まじ絶望ですよね(笑)

 (あと周囲に目を向ける、という意味ではソリタリでカイトを見失わない為にテラニシを見ておくと完璧に視線を移せるという裏ワザ(?)をフォロワーさんに教わって以降無事テラニシに被弾するなどとっても楽しかったw梅芸のタツミも同様w)

 

 すっかりJr.担の人格を得た私は、帝劇期間中「同じ演目だけど、毎回違う」が徐々にわかるようになり、松倉担として必死でカイトを目に焼き付けようと努めるようになりました。

 

 

 

帝劇から半年、カイト・ゲンタ・ノエルの中の人には本当に様々なお仕事があって。

現場だけでも、横アリ単独、FREE HUGS、たまアリ、Jr.祭り、そしてサマパラ。(Travis 嘘みたいに休みがない Japan...)

 

分かり易いのがLock Lockの定点動画VOLCANOの定点動画の比較だと思うのですが、まだ松倉くん個人を眼で追ったことのない方は是非それぞれ注目して見て頂きたく、素人目でもわかるほど身体の使い方(特に上半身)が変わっていると思うんですよね。

 

サマパラ最終日にフォロワーさんとも、半年間様々に経験した今の松倉くんのカイトが見たいですよねという話をし、帝劇からどれだけ成長したカイトの姿が見られるのだろう?と楽しみにしておりました。

 

 

そして迎えた梅芸、私的初日。

 

同年の公演を繰り返し見ることも、地方公演を見ることも、今年が初めてでしたので、去年までは毎回次に観劇した時にはざっくり演出の変更には気づけても、誰がどう変わっただとか、よくなっただとか、そういう「変化」に気づくような見方はしてこなかったんですね。

 

ところが梅芸私的初日のオープニング、大階段から降りてくるカイトを半年ぶりに見つけた私は、「どちらさまですか…?」と思いw

カイトはカイトだけど、私の知っている帝劇のカイトから明らかに変わっていた。 凄くお兄さんになっていた…

 

その成長をきちんとこの目で見届けなければと、遠く梅田まで私を連れてきてくれたカイトという男の子は、半年分、きちんと、驚くほど、成長した姿を見せてくれました。

 

この日から私は、SHOCK世界にもちゃんと時間は流れているというか、確かに役は役でも、私たちの見ぬ間にも彼・彼女たちは生きて、経験して、成長しているのではないかと勝手に考えるようになり。

 

 「ステージは生き物だ」

 

もう何度も聞いている台詞の筈なのに、2019年のSHOCKはこの台詞の意図することを凄く凄く考えさせられる年でした。

 

そうか、ステージは生き物。毎公演変化して然るべきもの。役も成長していくもの。

だから、面白い。

(ちな、2幕のユウマや梅リカの歌が梅芸2週間見ていなかっただけで驚くほど変わっていて、私的楽では一番泣かされました…) 

 

きっと舞台好きの皆様にとってはこんなこと当たり前で、何今更言ってんの?って感じだと思うのですが…

私はTravis Japanに出会ってJr.担の人格を持ち、周囲の役の変化に注目して見るようになったことで、漸く「ステージは生き物だ」の意味を、生の舞台の面白さを、真に理解できたように思いました。

 

ありがとう、2019年のEndless SHOCK。

そして、梅芸まで私を連れてきてくれたほかでもないカイト。ありがとうね。

 

 

 

 

2020年以降のEndless SHOCK「世界のどこかで生きているSHOCK世界の皆さんへ」

 

梅芸千穐楽、来年のSHOCKではアンサンブルを中心にキャストが大きく変わることが発表されたと伺いました。

 

夢幻の群舞でコウイチとカイトを同時に見ることができた時、こんなに贅沢な配置、あと何回見られるのだろうと思って猛烈に泣いたりもしたのですが、いつかその時はくると思っていて。

それは、カイト(とゲンタとノエル)が、ということでもあるし、コウイチが、ということでもあると、今年は丁度光一さんの喉が絶不調なタイミングでの観劇となったこともあり、凄く思ってしまいました。

 

 

キャラクターひとりひとりがとても魅力的に作られている舞台であるが故に、どなたの、どんな形での卒業も寂しいです。

(WSS出演決まっているアンサンブルさんが来年きっと出られないのもとっても寂しい!!!)

 

でも。

 

きっとSHOCK世界のみんなはこの世界のどこかで歌い、踊っているのだろうと、今年のSHOCKを見て思えた私は、仮に来年がその「いつか」になるとしても、何故だか不思議と、またあの大好きな笑顔に会えるような気がしてならないのです。

 

 

 

今年も最高のステージをありがとうございました。

SHOCK世界の皆さま、また会う日までどうかお元気で。

 

高鳴るときめきを

忘れないでいよう(See you again!)

明日の未来へ